夜、友人と会って飲んでグダグダ。なんか、話しているうちに温泉に行くことになったし。といっても、一泊だけなんだけど。でも楽しみ。
そういや飲んでるとき、飲みやにゴキブリが出てビビったよ。まあ飲食店だからヤツラを完全に退去させるのは難しいんだろうけど。でも堂々と出てくるなよ、ゴキブリの方もさ。殺せって言ってるようなモンじゃないか。
というコトで店員さんが殺そうとしたのだけれど、ヤツもしぶとく、なかなか苦戦をしていたら、近くにいた酔っ払いぎみのおじさんが、靴をさっとぬいでペシーン!と仕留めてくれた。おじさん、ちょっとヒーロー。拍手する友人とわたし。
しかし、ゴキブリが出てきたときの、そこら一帯の人々の連帯感(?)がなかなかに良かったよ。うわー。あっちいった、あっち。とか言ったりしてね。ちょっとした一致団結感が味わえました。ゴキブリよ、ありがとう。一瞬で終わったけどな。
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朝日新聞の書評で見て以来、読もう読もうと思いつつ手をつけてなかった本「現場主義の知的生産法」(関満博)(ちくま新書)を読んだよー。
著者は経済学者で、「地域産業論、中小企業論」が専門とか。わたしはもー経済とかそこらへんが全然分からんのだけれど(ダメ子)、そんなわたしが読んでも十分に面白い本でした。さらっと読めるし。現場や実践と関わりのある分野を学ばれてる方には面白い内容だと思う。
というか、何よりも、著者の「熱さ」が良いよ。こう、情熱的というか何というか。熱いハートを持ってるぜ!という感じ。カリスマっぽいというか。読んだだけで、なんか妙に「現場!万歳!」みたいなやる気に溢れた気分にさせられる。まあ、わたしの場合、そういう気分になるだけで終わるんだけど(ダメダメ子)。
でも、研究と実践、というコトを考える上でのヒントや、もっと頑張らないとね!いろいろ考えないとね!的なやる気を与えてくれる本でありました。